内紛劇(クーデター騒動)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:21 UTC 版)
「エイベックス・グループ」の記事における「内紛劇(クーデター騒動)」の解説
会長兼社長だった依田巽と、専務(当時)の松浦勝人、常務(当時)の千葉龍平の経営面での対立が深刻化。2004年7月30日に行われた取締役会で依田が、千葉の利益相反取引を理由にアクシヴ(現エイベックス・マネジメント)代表取締役を解任する動議を提出。松浦を除く取締役全員が賛成し、可決。これに対抗し、松浦が依田の代表取締役解任動議を提出。松浦、千葉のみが賛成し、否決された。依田は松浦に対し、千葉に代わってアクシヴの社長就任を要請するが、松浦はこれを拒否。8月1日、松浦、千葉は揃ってエイベックス取締役を辞任した。これに続き、浜崎あゆみら所属アーティストが松浦支持を表明し、移籍を示唆したため株価が急落。事態を重く見た依田は会長職のみならず取締役辞任を表明。代わって常務(当時)の小林敏雄が代表取締役社長に就任。他の取締役が松浦を説得し、執行役員として復帰することになる。この際、千葉に利益相反取引の事実はなかったと発表している。
※この「内紛劇(クーデター騒動)」の解説は、「エイベックス・グループ」の解説の一部です。
「内紛劇(クーデター騒動)」を含む「エイベックス・グループ」の記事については、「エイベックス・グループ」の概要を参照ください。
- 内紛劇のページへのリンク