兼六園菊桜と兼六園熊谷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:39 UTC 版)
兼六園菊桜は300枚以上の花弁がつく兼六園発祥の桜の品種で、初代は慶應年間(1865~1868)に孝明天皇より前田斉泰に下賜されたという伝承があり「御所桜」とも呼ばれて1928年(昭和3年)に天然記念物に指定されたが1970年(昭和45年)に枯死した。ただし枯死した時点で樹齢250年以上と判定されているので下賜の件はあくまでも伝承に留まる。なお現在の菊桜は接ぎ木で増殖した2代目だが樹勢が弱い。これとは別に兼六園発祥の桜の品種としては、大輪で濃い目の淡紅色の花弁を付ける一重咲きの兼六園熊谷も存在し、こちらは樹勢が強く見栄えがする。
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