共変的な物理量とは? わかりやすく解説

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共変的な物理量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 21:58 UTC 版)

古典電磁気学の共変定式」の記事における「共変的な物理量」の解説

ニュートン的な物理量ユークリッド空間における回転変換の下での変換性によってスカラー量ベクトル量テンソル量として区別されていたが、相対論的なミンコフスキー時空においてはローレンツ変換の下での変換性によってスカラー量ベクトル量テンソル量として区別されるローレンツ変換の下でのベクトル量 V は4元ベクトル呼ばれる4元ベクトル V はニュートン的な空間におけるベクトル V と、対応するスカラー v の組が V μ = ( V 0 , V 1 , V 2 , V 3 ) = ( v , V ) {\displaystyle V^{\mu }=(V^{0},V^{1},V^{2},V^{3})=(v,{\boldsymbol {V}})} として対応する2階反対称テンソル量 F は独立成分6つであり、ベクトル擬ベクトル軸性ベクトル)の組によって F μ ν = ( F 01 , F 02 , F 03 , F 23 , F 31 , F 12 ) = ( F v , F a ) {\displaystyle F^{\mu \nu }=(F^{01},F^{02},F^{03},F^{23},F^{31},F^{12})=({\boldsymbol {F}}_{\text{v}},{\boldsymbol {F}}_{\text{a}})} として対応する2階対称テンソル量 S は独立成分10であり、スカラーベクトル2階対称テンソルの組によって S μ ν = ( S 00 ; S 01 , S 02 , S 03 ; S 11 , S 22 , S 33 , S 23 , S 31 , S 12 ) = ( s , S v , S t ) {\displaystyle S^{\mu \nu }=(S^{00};S^{01},S^{02},S^{03};S^{11},S^{22},S^{33},S^{23},S^{31},S^{12})=(s,{\boldsymbol {S}}_{\text{v}},{\boldsymbol {S}}_{\text{t}})} として対応するニュートン的なスカラー量ベクトル量は、組み合わせられるに応じて変換性異なる。

※この「共変的な物理量」の解説は、「古典電磁気学の共変定式」の解説の一部です。
「共変的な物理量」を含む「古典電磁気学の共変定式」の記事については、「古典電磁気学の共変定式」の概要を参照ください。

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