六番勝負（作者：一峰大二）
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「忍法十番勝負」の記事における「六番勝負（作者：一峰大二）」の解説
主人公は前作と同じかすみ丸という名前であるが、登場人物の会話から別人であると思われる。後一歩で前作のかすみ丸が奪い損なった絵図面は、幸村が放った第2軍団の手に渡っていた。しかし柳生又右衛門尉宗矩を頭とする徳川方忍者に仲間は悉く殺された。幻術で逃れたかすみ丸に対し宗矩は敢えて部下を持ち場に残し、剣士として一対一の闘いに臨むべく単身霧が峠に向かう。かすみ丸もまた宗矩が待ち受けているであろうと推測しながら、一番手薄と思われる霧が峠に向かった。かすみ丸は一計を案じ宗矩の平常心を乱すため、絵図面そのものを囮に使い宗矩を追い詰めていく。しかし絵図面は守り抜いたものの、かすみ丸も瀕死の重傷を負ってしまう。
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六番勝負
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かすみ丸 真田幸村に雇われた少年忍者。五番勝負に登場したかすみ丸とは別人と思われる。柳生又右衛門尉宗矩と戦い絵図面を奪われる事態を未然に防ぐも、自らも瀕死の重傷を負う。 柳生宗矩 江戸幕府将軍家剣術指南役。本作では柳生又右衛門尉宗矩と名乗る。柳生忍群を率いて絵図面の奪取を狙うが、剣士として戦いたいと思いから部下を手を借りずに戦うこと決意。
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