公式謝罪と私的謝罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 05:53 UTC 版)
「日本の戦争謝罪」の記事における「公式謝罪と私的謝罪」の解説
日本を糾弾する人々の言う「公式な謝罪」とは、一般に 日本国政府または日本国を公式に代表する者が表したもの 発言者が私人としてでなく公式の権限において表したもの に限られるという意見である。 1に関しては、首相、大臣、内閣、国会、天皇以外の者、例えば左派政党の一国会議員が謝罪しただけでは、「日本国の謝罪」としては認められないとする意見。 2に関しては、村山談話が発表される直前の不戦決議草案が「謝罪」の表現を含んでいたため国会で却下されたことを理由に、村山談話を首相個人の私人としての発言でしかないとする批判がある。また、日本国政府を代表する公人が公式の権限において発言する場合でも、記者会見や首脳会談などよりも外交文書や閣議決定、国会決議などにおいて謝罪する方が評価は高くなるとする意見もある。
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