公式様文書とは? わかりやすく解説

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公式様文書

読み方:クシキヨウモンジョ(kushikiyoumonjo)

律令時代文書


公式様文書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 19:37 UTC 版)

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公式様文書(くしきようもんじょ)とは、古文書学における用語で律令法公式令に定められた書式によって作成・発給された文書のこと。

概要

具体的な規定は公式令に定められているが、基本的にはの公式令の規定をモデルとした楷書で書かれた漢文体の文面に発給した官司の印判及び発給に関与した官人自らが位署することが特徴とされている(ただし、例外として詔書のみは和文体の宣命形式である)。

日本の養老律令にある公式令には合わせて21の書式について記載されている。

律令制の弛緩とともに複雑な法的手続を伴う公式様文書は衰退し、より簡便な手続で発給される令外の公文書(公家様文書)による発給が主流となった。


公式様文書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 22:51 UTC 版)

古文書」の記事における「公式様文書」の解説

詔書しょうしょ天皇勅命下達する文書臨時大事に際してせられる中務省が出す。 勅旨ちょくし勅書ちょくしょ天皇勅命下達する文書詔書より小時に発せられる中務省が出す。 符(ふ) 直接上下関係にある役所、間で上位役所下位役所下す文書。 移(い) ほぼ同等役所間でやり取りされる文書。 牒(ちょう) 上下関係はっきりしない役所間でやり取りされる文書。やがて、蔵人所検非違使庁記録所といった令外官発給する文書様式となる。 解(げ) 下位役所上位役所に出す文書。やがて個人間でも下位身分のものが上位身分で出す文書も指す。

※この「公式様文書」の解説は、「古文書」の解説の一部です。
「公式様文書」を含む「古文書」の記事については、「古文書」の概要を参照ください。

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