公娼時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 07:18 UTC 版)
下町のパン屋の5人兄弟の長女として生まれ、14歳で母親と死別。17歳で神楽坂の芸者屋に奉公に出た。横浜の新天地の遊郭に住み替えした時点では、芸者屋に1800円ほどの借金があったという。その後、3年契約2500円の話を受け、台湾の澎湖島の妓楼に移る。同地では8か月間働いたが、生活費や着物代で借金は減らなかった。一度東京に戻るも、弟妹の暮らしぶりを見て、3000円の借金で南洋行きを決断する。サイパン・トラック島で働いた後、現地で身請けされる。その後一旦内地に帰ってから再び南洋へ。他人の世話で慰安所の帳簿係も経験した。
※この「公娼時代」の解説は、「城田すず子」の解説の一部です。
「公娼時代」を含む「城田すず子」の記事については、「城田すず子」の概要を参照ください。
- 公娼時代のページへのリンク