優る

デジタル大辞泉

すぐ・る【優る／^▽勝る】

読み方：すぐる

［動ラ下二］「すぐれる」の文語形。

まさ・る【勝る／^▽優る】

読み方：まさる

［動ラ五（四）］《「増さる」と同語源》

１ 他と比べて価値や能力などが上である。すぐれる。ひいでる。「実力において—・る」「これに—・る喜びはない」

２ 他のものよりも程度が上である。「聞きしに—・る美しさ」

３ 身分・地位などが上である。

「先だちてより言ひける男は官—・りて」〈平中・一〉

文語活用形辞書

優る

読み方：すぐる

ラ行下二段活用の動詞「優る」の終止形。
「優る」の口語形としては、ラ行下一段活用の動詞「優れる」が対応する。

口語形

優れる » 「優れる」の意味を調べる

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

優る

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 09:33 UTC 版)

和語の漢字表記

優る (まさる)

1. まさるの漢字表記。

Weblio日本語例文用例辞書

「優る」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女は姉に優るとも劣らぬ美人だ。
• 彼女の美しさは姉に優るとも劣らなかった。
• 彼は彼女に優るとも劣らず勤勉である。
• 沈黙せよ、そうでなければ沈黙に優ることを言え。
• 私が「私の後から来る人がある。その方は私に優る方である。私より先におられたからだ。」といったのは、このかたの事です。
• 健康は富に優る、後者は前者ほどに喜びを与えない。
• 夏休みとアイスクリームに優るものはありません。
• 一人の父親は百人の学校長に優る。
• どんなに貧しくてとも我が家に優るところはない。
• それに優ることを思い付かなかった。
• 「私の後から来る方は私に優る方である。私より先におられたからである。」といったのはこの方の事です。
• 彼の学業成績は彼女のと比べて優る[劣る].
• 甲は乙と比べて優るか劣るか
• 膂力衆に優る
• 才幹衆に優る
• 材幹衆に優る
• 価値や身分などが優るもの