超す

デジタル大辞泉

こ・す【越す／超す】

読み方：こす

［動サ五（四）］

１ （越す）ある物の上を通り過ぎて一方から他方へ行く。また、難所や障害となるものを通って、その先へ行く。「塀を—・す」「難関を—・す」「峠を—・す」

２ 数量・程度がある基準以上になる。「一万人を—・す応募者」「気温が三〇度を—・す」

３ （越す）ある時期・期間を過ごす。「年を—・す」「還暦を—・す」

４ （越す）追い抜く。「先を—・される」

５ （「…にこしたことはない」のように打消しの表現を伴って）…するのがいちばんよい。「早いに—・したことはない」

６ （越す）

㋐別の所へ移って住む。引っ越す。「新居へ—・す」

㋑（「おこし」の形で）「行く」「来る」の意の尊敬語。「どちらへお—・しですか」「またお—・しください」

[可能] こせる

[下接句] 先を越す・先(せん)を越す・峠を越す・年を越す・一山(ひとやま)越す

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「超す」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちの学校には千人を超す生徒がいる。
• 百万人を超す失業者.
• 彼は酒癖が悪くて限度を超すと人に絡んでくる.
• 度を超すほどに母親になついている少年
• 100人を超す報道陣が出席し，その記者会見は生中継された。