債券価格と「利回り」「利率」の関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 05:27 UTC 版)
「債券」の記事における「債券価格と「利回り」「利率」の関係」の解説
債券の「利率」と「利回り」は、同じではない。 「利率」とは、債券発行時に設定する利息率である。額面100万円、1年後に101万円が償還される債券の利率は1%である。 「利回り」は、債券への投資元本に対する収益の割合である。債券価格が下がれば利回りは上がり、債券価格が上がれば利回りは下がる。例えば、1年後に100万円が償還される債券があるとする。取引市場における現在の債券価格が97万円なら利回りは約3%、債券価格が98万円なら約2%である。 また、利率から逆算される現在価格を割引現在価値という。求め方は以下の通りである。 債券現在価格 = 償還額 ÷ 償還までの合計利回り 償還までの合計利回り = (1 + 期間利率 ÷ 100)^期間
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