債券とスワップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 23:06 UTC 版)
詳細は「スポット・レート」を参照 「債券市場では、割引債(ゼロクーポン債)のレート(割引率)をスポットレートと呼びます。債券の将来のキャッシュフローを現在価値に割り引く際に用います」 通常の債権には額面金額と金利があり、購入すれば(リスクが顕在化しなければ)、利払日になると利息が支払われ、償還日になると額面金額が払い戻される。 ゼロクーポン債(割引債)はこれと異なり、文字通り、クーポン(利息)がなく、文字通り、額面から割引きした価格で販売される債券である。 実際にはスポットレートはゼロクーポン債の価値を計算するときだけの用語でなく、 .mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}将来のキャッシュフローを現在価値に割り引くときに用いるレートのことを「スポットレート」という。割引債のように投資時点と回収時点のみに、キャッシュフローが発生するときの複利最終利回り(rN)として定義される。このため、ゼロ・クーポン・レートとも呼ばれる。 金利スワップのキャッシュフローは、割引債のキャッシュフローに分解して捉えることが可能。 — となる。
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