債券投資におけるパリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/05 04:47 UTC 版)
「パリティ」の記事における「債券投資におけるパリティ」の解説
発行会社の現在の株価と転換価格とを比較した時の転換社債の価値を表し、転換社債に投資する際の判断材料となる尺度である。パリティは以下の式で計算する。 パリティ = 株価 / 転換価格 * 100 パリティが100以上の場合、転換社債の時価がパリティを上回る場合には、株式に転換せず市場で売却する方が利益となる(実際には、手数料や税金等を考慮しなければならない)。転換社債の時価がパリティを下回る場合には、発行会社に転換請求し株式に転換してからその株式を市場で売却する方が利益となる。 パリティが100より下回る場合には、償還まで保有する方が利益となる。
※この「債券投資におけるパリティ」の解説は、「パリティ」の解説の一部です。
「債券投資におけるパリティ」を含む「パリティ」の記事については、「パリティ」の概要を参照ください。
- 債券投資におけるパリティのページへのリンク