修正プログラム
別名:修正モジュール,修正パッチ,パッチ,アップデートプログラム
【英】update program, update module, update patch, patch
修正プログラムとは、ソフトウェアの修正を行うためのプログラムである。
修正プログラムには、変更箇所の差分情報が含まれており、完成されたプログラムの一部に対して、ソースコードを直接編集して再コンパイルをすることなく不具合の改修や仕様変更などを施すことができる。小さな機能追加や変更、セキュリティホールなどに対する対処としてよく利用される。修正プログラムは、インターネットからダウンロードするか、CD-ROMの配布によって入手できることが多い。
UNIX系OSにおいては、修正プログラムではなく修正パッチと呼ばれることが多い。また、MicrosoftのWindowsやMicrosoft Officeなどに対する修正プログラムについては、更新の規模などによってサービスパック(Service Pack)、セキュリティロールアップパッケージなどの種類に分かれる。
修正モジュール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 08:28 UTC 版)
「HCL Domino」の記事における「修正モジュール」の解説
Lotus Notes/Dominoの修正モジュール(FIX)には、主に以下の3種類(3レベル)がある。 メンテナンス・リリース(Maintenance Release、MR)- 多数の修正を累積したもの フィックス・パック(Fix Pack、FP)- メンテナンス・リリースの間の修正を累積したもの ホットフィックス(Hotfix、HF)- 重大な障害や脆弱性の修正など、個別対応の暫定修正であり、一般公開はされない(他のIBMソフトウェア製品のi-Fix、e-Fixに相当) 例えば、8.5に対して、メンテナンスリリース1、フィックスパック2、ホットフィックス345を適用した場合の表示は「8.5.1 FP2 HP345」である。
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