信田褄妙術一巻(しのだづまみょうじゅついっかん。歌舞伎)
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「芦屋道満大内鑑」の記事における「信田褄妙術一巻(しのだづまみょうじゅついっかん。歌舞伎)」の解説
明治10年(1877年)10月に京都の東向演劇で上演された『信田褄妙術一巻』の配役には、『芦屋道満大内鑑』の1段目にしか登場しない榊御前・加茂後室・乾平馬、3段目にしか登場しない芦屋将監・妻花町・妻筑羽根の名前が見える。これらの登場人物すべてが4部構成中の前演劇に登場しているので、『芦屋道満大内鑑』の改作、あるいは名場面ダイジェストと思われる。ただし公演はこの1回だけで、内容については伝わっておらず、推測の域を出ない。なお、この『信田褄妙術一巻』をもって芦屋将監・花町・筑羽根が配役された記録は途絶えており、『芦屋道満大内鑑』の3段目に相当する場面の歌舞伎における上演はなくなった。
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