信田妻粧鏡(しのだづまけはいのすがたみ。しのだづまけはひのすがたみ。浄瑠璃)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:57 UTC 版)
「芦屋道満大内鑑」の記事における「信田妻粧鏡(しのだづまけはいのすがたみ。しのだづまけはひのすがたみ。浄瑠璃)」の解説
文化5年(1808年)9月、大坂で上演された本作の改作である。正本が残っていないので内容の詳細は不明だが、段名に「入唐のだん」、人形役割に「きび大臣」の記述があることから、『簠簋抄』『安倍晴明物語』といったしのだづま伝承の原典にあった吉備真備伝説が冒頭で語られたことが推定できる。これだけでは単なるしのだづまものの可能性も残るが、人形役割に『芦屋道満大内鑑』固有の登場人物が多数見られるので、改作であることがわかる。
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