保存・団体用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 06:29 UTC 版)
GT8 - ドイツ再統一後、老朽化が進んだ東ドイツ時代の2軸車を置き換えるために導入された3車体連接車。デュイスブルク市電(ドイツ語版)からの譲渡車両で1992年に合計14両(001 - 014)が導入され、車両の近代化や輸送力の向上等に貢献したが、1960年代に製造された車両である事からこちらも老朽化が進み、超低床電車へ置き換えられた。2021年現在は団体用車両として車内の改装が行われた1965年製の007のみが在籍しており、乗務員の訓練・教習用にも使用されている。 動態保存車両 - デッサウ市電にはライプツィヒ市電から1987年に譲渡された28(Tw 28)と、地元のデッサウ客貨車製造(Dessauer Waggonfabrik)で製造された後戦災を経て1948年に車体更新が実施された30(Tw 30)の2両の2軸車が動態保存用として在籍しており、定期的な保存運転に加えて貸切運転にも対応している。 GT8(012)(2010年撮影) 28(2016年撮影) 30(2011年撮影)
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