俗語としての「満艦飾」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 03:31 UTC 版)
これから転じて、俗語としての満艦飾は、洗濯物が物干し竿や物干しロープにびっしりと下がって翻る様子を表現する言葉として親しまれてきた。1960年代頃までは梅雨の晴れ間をラジオ・テレビのニュースが話題にする場合、「久しぶりの晴天に、どの家も満艦飾」などのアナウンスが聞かれた。 しかし近年は、洗濯物について使うのは年配者に限られるようになって、いわゆる「死語」の範囲に入りつつある。 また、女性が着飾ることや、大型トラックの派手なペイントアートや電飾(いわゆるデコトラ)など、アクセサリー等を付けられる限り付けた様子を形容して使うことがある。英語圏の技術者が、「オプションを目一杯オンにする」ことをクリスマスツリーにたとえることがあるが(en:Christmas tree packetを参照)、それに相当する日本語として使われることがある。
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