作品を収蔵する美術館等
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出身地の岡谷市にイルフ童画館(日本童画美術館)が建設され、武井武雄の童画、版画、刊本作品、ミニアチュールなど多数収蔵・展示されている。 岡谷市西堀に現存する生家は、元禄時代の建築ともいわれ、長野県諏訪地方では現存する一番古い民家ではないかといわれている。長野県の中・南信地方の代表的な建築様式である本棟造である。諏訪高島藩の武家住宅で現存しているものは三棟しか無く、武井武雄生家は主屋、長屋門、前栽畑及び土蔵(土蔵については取壊し済み)がセットで残っており、全国的にもたいへん貴重な建築物である。その一方で、教員住宅として内部が改装された経緯があり、価値については疑問視する声もある。2008年5月、土地建物が岡谷市に寄贈されたが、岡谷市は老朽化を理由に取り壊す方針であった。この方針に反対する署名が岡谷市内外から6,000筆以上集まり[要出典]、2014年9月25日に岡谷市長あて「武井武雄生家の保存と活用を求める要望書」とともに提出されたが、2019年、隣接する西堀保育園を建て替えるため取り壊された。 市立岡谷美術考古館 茅野市美術館 弥生美術館
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