佐佐木勝彦高校二年生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 06:04 UTC 版)
「何なら俺に話してみろ」の記事における「佐佐木勝彦高校二年生」の解説
作者が親友山崎と出会い、関西から上京し漫画家として成功するまでの過程を描いた作品。普段の下品な作風とは違い、自伝風に描いた事でその内容に感動を催したという激励の手紙が届くほどだった。 しかし、作者の実際の出身地は岩手であり、従ってこの話は嘘である。この話が掲載された次号においてネタばらしをしたところ、読者から大量の怒りの手紙が届いた。また、ある作家からは「漫画家のカス」とまで酷評されたという。 佐佐木勝彦(ささきかつひこ) 作者本人。高校時代より漫画を描いており周囲に馬鹿にされていたが、山崎に才能を認められ高校を出た後上京する。挫折を繰り返し、田舎に帰ろうとするが、山崎から頼まれた作品「ナガイカワ」(単行本一巻に収録)が新人賞に入選し漫画家となる。 山崎和男(やまざきかずお) 高校時代唯一佐佐木の才能を認めた人物。佐佐木と時を同じくして上京しプロボクサーとなるが、試合中夢半ばにして倒れる。この作品のドクターの名前は彼に由来する。
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