企画立ち上げ~発表
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「BATON=RELAY」の記事における「企画立ち上げ~発表」の解説
当作品でエグゼクティブプロデューサーを担当する牟田正が、かつて副社長を務めていたリベル・エンタテインメントを退社していたことが判明したのは、2018年の夏ごろのことである。その後、同年10月1日に新会社「i-tron」を設立したが、当初はゲームの開発・運営を行う予定はなかったという。だが、多くの人の声かけもあり、以前から牟田が構想を練っていた男性ユーザー向けのゲームを開発・運営することになった。 キャラクターデザインの若木民喜は、当プロジェクトが頻繁にキャラクターを追加せず、16人の登場人物の成長を長期的に描いていく作品であるため、それぞれのキャラクターが濃くないといけないと考えたプロデューサーの山中貴幸が、それをもれなく描けるクリエーターとして起用した。また、メインシナリオを担当するしめさばについては、代表作「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」を読んだ山中が声掛けをし、また、しめさば自身も「さまざまなキャラクターが絡み合う群像劇を描いてみたい気持ちがあった」ようで、オファーを快く引き受けたことを、山中が「Social Game Info」とのインタビューで振り返っている。 2019年5月10日に当プロジェクトのティザーサイトが公開。この時点で明らかにされたのは、スマートフォン向けゲームを軸に、多角的なメディア展開を視野に入れる企画ということだけだった。 同年5月18日・19日に開催された、SACRA MUSIC(ソニー・ミュージックレーベルズ)による音楽フェス「SACRA MUSIC FES.2019 -NEW GENERATION-」の中で、プロジェクトのティザームービーが公開。同レーベルが音楽パートナーとして、また、ソニー・ミュージックアーティスツが声優マネジメントとして参画することが発表される。牟田は「Social Game Info」とのインタビューの中で、「SACRA MUSICさんは、これまでアニソンという分野を非常に得意としていますが、意外とゲームとのコラボレーションは少なかったんです」とし、SACRA MUSICにとっても新たなチャレンジであることを明かす。 2019年8月1日に当プロジェクトの制作発表会が実施され、ポケラボがプロジェクトサポートとして参画すること、ゲーム内アニメをバイブリーアニメーションスタジオが制作することを発表し、関係者限定で開発中のゲーム画面が初公開された。同発表会ではメインキャストも解禁となり、ソニーミュージックアーティスツに所属する新人・若手声優の16名が担当することとなった。
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