仰韶文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 05:49 UTC 版)
仰韶文化(紀元前4800年?~紀元前2500年?)は1921年、河南省澠池県仰韶村で発見された彩陶(赤地に彩色した土器)を特色とする文化。 前期(紀元前4800年ころ)は紅陶が主流で、代表遺跡は陝西省西安市半坡、仰韶半坡類型文化と称されている。母系制で、農村の階層化がみられる。前4000年頃にろくろの使用が見られる仰韶廟底溝類型文化が現れた。 後期(紀元前3500年以降)は、半坡後期類型・西王村類型・大司空類型・秦王塞類型の四種の文化に大別され、この頃には貧富の差がみられ、社会の分業・階層化が進んだ。
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