代表疾患
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 03:19 UTC 版)
強直性脊椎炎 (Ankylosing spondylosis; AS)重大な骨外合併症として、心ブロックと大動脈閉鎖不全症などがあり、失神をおこすこともあるので注意が必要である。 未分化型脊椎関節炎 (Undifferentiated spondylarthritis; USpA)かつては分類不能脊椎関節炎と訳されており、低い頻度で発生する疾患とされたが、強直性脊椎炎と同等の頻度で発生していることが明らかになりつつある。 反応性関節炎 (Reactive arthritis; ReA)結膜炎、尿道炎、関節炎を合併するものを以前ライター症候群と呼んでいたものだが、現在は尿道炎や腸炎に続発する無菌性関節炎でHLA-B27陽性であるものを反応性関節炎と称する。 腸炎(赤痢菌、サルモネラ、エルシニア、キャンピロバクターなど)後のもの 尿道炎(クラミジア・トラコマティスなど)後のもの 乾癬性関節炎(関節症性乾癬、Psoriatic arthritis) 腸疾患性関節炎 (Enteropathic arthritis)炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)に伴うもの ウィップル病、SAPHO症候群を含めることもある(HLA-B27の頻度が高いらしい)。
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