仕様記述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 16:23 UTC 版)
形式手法は開発対象システムの任意のレベルの仕様を記述するのに利用可能である。そのような形式的記述はその後の開発活動のガイドとなるだけでなく、開発されたシステムの機能が要求通りであるか正確性と完全性の観点での検証にも利用可能である。 従来から、形式仕様記述システムの必要性は注目されている。ALGOL 58の報告書の中でジョン・バッカスはプログラミング言語の文法の形式的記法(後にバッカス・ナウア記法、BNF記法と呼ばれるようになった)を提案した。バッカスはプログラミング言語の意味論の記法の必要性にも言及した。報告書にはBNF記法と同様の意味論に関する記法を将来提案すると書かれているが、それが現われることはなかった。
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仕様記述
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 06:41 UTC 版)
「ソフトウェア開発工程」の記事における「仕様記述」の解説
仕様記述は可能な限り厳密な方法で開発すべきソフトウェアを正確に記述するタスクである。安全性が重要なソフトウェアシステムでは、開発に先駆けて仕様記述を注意深く行うが、実際に最も成功している仕様記述とは、既存のアプリケーションを理解して改善するために書かれるものであろう。安定していなければならない外部インターフェイスにとって仕様記述は最も重要である。
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