形式的記法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 02:20 UTC 版)
推論の最も典型的な形式であり、一般に次のような形式である。 P ならば Q である。 P である。 従って、Q である。 論理演算の記法では次のようになる。 ( ( P → Q ) ∧ P ) ⊢ Q {\displaystyle ((P\to Q)\land P)\vdash Q} ここで、 ⊢ {\displaystyle \vdash } は論理的帰結関係を表す。 モーダスポネンスを次のように表記する場合もある。 ( P → Q ) , P Q {\displaystyle \qquad {\frac {(P\rightarrow Q),P}{Q}}} これらはいずれも前提条件が2つ存在する。第一の条件は条件文または論理包含演算であり、Q が P を包含することを示す。第二の条件は P であり、第一の条件の条件部分が真であることを主張している。これら2つの前提から論理的に Q が真であることが導かれる。
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