人獣共通感染症の問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:22 UTC 版)
「エキゾチックアニマル」の記事における「人獣共通感染症の問題」の解説
人獣共通感染症(ズーノーシス)とは、動物から人間に感染する事がある感染症である。エキゾチックアニマルは他のペットに比べて、動物由来感染症のリスクが高いとされている。理由は どの感染症に、どういった経路で感染するのか、不明なことが多い。 エキゾチックアニマルは、その動物が何のキャリア(保菌者)で、どういった経路で病原体が移動しているのか不明なことが多いため、それを危険視する意見もある。特に野生採集の動物はどういった病原菌を持っているのか、どんな影響があるのか不明なため、危険度が高い。 治療法や対策にわからない点が多い。 もし動物が発病しても、治療法が未知である場合が多い。 ただし、爬虫類や両生類に関しては、人間とは体の構造も生理も違うため、共通感染症にかかるリスクは犬猫含む哺乳類より少ないのではないかという意見も存在する。 なんにせよ、身近な動物が意外な病気を媒介したケースもあるし、人間を含むどんな動物も何らかの保菌者であるため、感染症に対しては細心の注意が必要である。
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