人物・作品等
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1976年からエドワード・ギボン『ローマ帝国衰亡史』完訳を目指し、刊行開始したが、シリーズ全体の半ば(5巻目)で病没。元同僚の朱牟田夏雄が引継ぎ、次に長男中野好之が訳業を続け、1993年(平成5年)に全11巻で完結した。 岩波書店のPR月刊誌『図書』に、1970年1月号から1985年1月号まで、「淮陰生」の筆名でエッセイ「一月一話」を連載した。連載終了時期やエッセイの内容、1995年に刊行された完本版の著作権表示が中野夫人になっていることから、中野の著作であることが確定している。 戦時中は日本文学報国会外国文学部会幹事長として戦争協力をしていたが、戦後は公的にその謝罪と贖罪につとめた。 三里塚芝山連合空港反対同盟の戸村一作委員長が「空港建設反対」を掲げて参院選挙全国区に立候補した時には三里塚闘争を支持して推薦人に名を連ね、成田空港を生涯利用しなかった。
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