人民出版社発行大学歴史教材『世界通史』の内容
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「人民出版社」の記事における「人民出版社発行大学歴史教材『世界通史』の内容」の解説
人民出版社が発行している中国の大学歴史教材『世界通史』は、三国時代から高句麗を除外し、三国時代を「新羅、百済、伽耶」と規定、「武帝は、衛氏朝鮮を滅ぼした後、その領土に郡県制を施行した。辰国が衰弱して分裂後、新羅、百済、伽耶の三国が形成された」と記述、高句麗を「漢の玄菟郡管轄下の中国少数民族であり、紀元前37年の政権樹立後、漢、魏晋南北朝、隋、唐にいたるまで全て中原王朝に隷属した中国少数民族の地方政権」と記述、唐・新羅戦争を「中国の地方政権である高句麗が分裂傾向をみせると、中央政府である唐が単独で懲罰し、直轄領とした」と記述している。 人民出版社が発行している中国の大学歴史教材『世界通史』は、4世紀から5世紀にかけて伽耶が日本の支配下にあったという任那日本府を受け入れており、「伽耶は4世紀に日本の侵略を受けた」と記述している。
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