二次訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 13:53 UTC 版)
越後製菓は、高裁判決の1か月後となる2012年4月27日、佐藤食品工業を相手取って東京地方裁判所に再び訴えを起こした。これは、前回の訴訟で主張していなかった製品と期間を対象としたもので、19億1595万円の損害賠償を求めた。 被告は、一次訴訟の高裁で却下された証拠を使用し訴訟に臨み、側面に切り込みの入った製品を販売していたことを主張した。しかし地裁は、「出願前には切り込みの効果を確立できておらず、発明を完成させたとは認められない」として、2015年4月10日、被告に7億8277万8332円の支払いを命じる判決を下した。被告は4月27日、この判決に対し控訴しないことを発表し終結した。
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