事故米穀使用に関する対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/02 01:48 UTC 版)
「すぐる食品」の記事における「事故米穀使用に関する対応」の解説
2008年9月22日、同社が製造した冷凍食品に添加された、島田化学工業が製造し静岡県内の卸業者から納入した米澱粉に、カビが発生した事故米穀が使われていたおそれがあることを公表。オムレツや厚焼き卵などが栃木、山梨、長野、岐阜、静岡、大阪、兵庫、鳥取、香川、高知、大分の11府県で学校や保育園、病院の給食として供給されたことが判明した。同社はコンプライアンスの観点からいち早く公表に踏み切ったが、風評被害もあり、大幅な減収を計上することとなった。このため、同年10月16日、島田化学工業に対し7億6400万円の損害賠償を求め提訴した。米澱粉はコーンスターチより高価であるが、食感保持の効果が高いため添加されていた。同年10月23日、再調査の結果米由来原材料には非食用米は使われていないことが確認され、安全宣言が出されている。
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