予約タイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/24 22:31 UTC 版)
各航空会社が独自に番号を設定しているものの、番号の振り方には一定の法則を見て取れる。 一文字目が数字になることはなく、前述のように運賃種別(タイプ)を示す。設定は各航空会社の運賃管理部門が行い、この記号を以って、どの運賃種別を何席設定するかを調節する。例えば、エコノミークラスの残席数が25席の場合、 Yタイプ7席 Kタイプ5席 Mタイプ4席 Tタイプ6席 Eタイプ3席 というように運賃種別を割り振ることができる。 以前は国際空輸協会(IATA)で運賃種別を統一していたが、現在は航空会社が各々番号を割り当てている。従って、同じ予約番号でも、発券航空会社により意味が全く異なることがある。但してんでばらばらになってしまったわけではなく、今日でもIATA時代の割り当てを概ね踏襲している。 F: ファーストクラス J: ビジネスクラス Y: エコノミークラス W: プレミアムエコノミー。近年導入された新しい等級で、エコノミーとビジネスの中間にあたる。予約記号では専らWが割り当てられる。
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