主計官補佐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 17:47 UTC 版)
1人の主計官の下に課長補佐級の数人の主計官補佐(主査)がおり、最前線で予算編成を担当する。キャリアは全員主査であり、入省10年~18年の30代の中で経験する。同期の中で主計官補佐(主査)を経験できるかどうかが出世の分岐点といわれ、主計官がダメでも主査が優秀であれば、予算ができるといわれる。特に企画係、農林水産係、厚生労働係、文部科学係、かつては公共事業係が政治的な利害が交錯し折衝が難しく花形ポストといわれる。歴代事務次官や局長級の幹部は農水、厚生、公共事業、文部の主査を経験している者が多い。また、中でも企画係は予算のフレーム(枠)を決めており、企画係の筆頭主査は出世の最右翼と言われている。
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