主著『古日本の文化層』とは? わかりやすく解説

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主著『古日本の文化層』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 01:12 UTC 版)

岡正雄」の記事における「主著『古日本の文化層』」の解説

ウィーン大学提出した博士論文『古日本の文化層』は、当時ウィーン学派民族学の手法をベースに、先史・考古学言語学宗教学形質人類学神話学の手法を併せて日本基層文化論じた5巻1452ページに及ぶ畢生大著であり、寡作だった岡にとっては、まさに代表作と言える。現在に至るも邦訳はないが、2012年ドイツ語原文出版された。戦後1948年昭和24年5月4日から6日にかけて、東京神田喫茶店2階行なわれた、民族学者石田英一郎考古学者江上波夫及び八幡一郎らとの座談会内容をまとめた『日本民族起源』は、岡の論文の内容基礎として展開されている。また、住谷一彦が、岡の論文目次部分邦訳して簡単な紹介加えている。論文『古日本の文化層』のドイツ語訳手伝ったアレクサンダー・スラヴィクは、岡の問題意識方法論大きな影響を受け、『古朝鮮文化層』という題の論文提出し博士号取っている。

※この「主著『古日本の文化層』」の解説は、「岡正雄」の解説の一部です。
「主著『古日本の文化層』」を含む「岡正雄」の記事については、「岡正雄」の概要を参照ください。

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