中部電力・東京電力の協力関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 03:17 UTC 版)
「CDエナジーダイレクト」の記事における「中部電力・東京電力の協力関係」の解説
2011年(平成23年)の福島第一原子力発電所事故により、東京電力の財務が悪化し、同社は設備投資資金を自力で調達することが困難になった。このため、2013年(平成25年)、東京電力常陸那珂火力発電所(茨城県ひたちなか市)の発電設備増設は、中部電力が資金の大半を負担し、中部電力・東京電力が共同して進めることに決定した。これをきっかけに、燃料・火力発電事業における両社の協力関係が生まれ、この関係は、2015年(平成27年)、燃料・火力発電事業における両社の包括提携へと発展した。2017年(平成29年)には、両社の火力発電所・LNG基地を合弁会社JERAに統合する契約が結ばれ、2019年(平成31年)にこれらがJERAに移管される運びとなった。これによって、中部電力は、JERAを通じ、電気・ガスを供給する基盤となる火力発電所・LNG基地を首都圏に保有することとなった。
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