中部テレメッセージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 00:00 UTC 版)
中部テレメッセージ(ちゅうぶテレメッセージ)は、かつて1980年代後半から1990年代にかけて愛知・岐阜・三重をサービスエリアとしてポケットベルなどの事業を行っていた企業。
概要
当時はテレメの通称で知られ、1990年代中盤の爆発的なポケベル人気の中で加入者を急増させた。最盛期の1996年にはNTTドコモ東海の加入者数を上回っており、東海地方では人気の高さが窺える。その後、ポケベル人気の中核をなしていた高校生から20代前半の若者らが携帯電話やPHSに急速に移行したことから基地局などの通信設備が過剰となり、その減価償却などに苦しむこととなった。 2000年3月、事業停止しNTTドコモ東海が事業を引き継ぎ、会社を清算している。
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
沿革
- 代表取締役社長 西村 義久
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
通信端末
- テルソナ 最盛期の1996年に最も人気の高かった機種。この頃新規加入した若者の大多数がこの機種を購入した。
宣伝活動など
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
イメージキャラクター
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
脚注
- ^ 「中部テレメッセージが発足 中部電力などのポケベル事業」『電波新聞』1986年11月7日第2面
- ^ 「中部テレメッセージがポケベル事業の許可申請」『電波新聞』1986年12月24日第2面
- ^ 「ポケベルで2社に許可 郵政省」『電波新聞』1987年3月4日第2面
- ^ 「ポケベル新規2社にあす予免「九州ネットワーク」「中部テレメッセージ」10月からサービス開始」『電波新聞』1987年3月2日第4面
- ^ 「ポケットベル普及快調」『電波新聞』1990年1月22日第4面
- ^ 『情報通信ハンドブック 1993年版』 情報通信総合研究所、1992年、299頁
- ^ 「中部テレメッセージ 清算で近く結論 中部電力首脳が表明」『日刊工業新聞』1999年8月27日 11面
- ^ a b c 「中部テレメッセ 来月(原文ママ)3月事業停止 ドコモ東海に移管」『日刊工業新聞』1999年10月25日 17面
- ^ 「中部テレメッセージの清算 中部電力が調整へ」『日刊工業新聞』1999年10月21日 10面
- ^ a b c 平成12年4月4日官報第2842号 会社その他の公告 解散公告(第一回)
関連項目
固有名詞の分類
- 中部テレメッセージのページへのリンク