中華・J-スペースとは? わかりやすく解説

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中華・J-スペース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/09 17:49 UTC 版)

中華・J-スペース
J-space バン
J-space トラック
概要
製造国 台湾
販売期間 2024年 -
ボディ
ボディタイプ キャブオーバー型トラック/バン
駆動方式 FR/4WD
パワートレイン
エンジン DAM15K 1.498ℓ 直列4気筒 DOHC
最高出力 107PS/6,000rpm
最大トルク 13.7kg・f/4,800rpm
変速機 5MT
A8R30 8AT
車両寸法
ホイールベース 2,610 mm
全長 4,285 mm(トラック)
4,165 mm(バン)
全幅 1,720 mm(トラック)
1,685 mm(バン)
全高 1,975 mm(トラック)
1,955 mm(バン)
車両重量 1,095~1,250 kg(トラック)
1,235~1,415 kg(バン)
系譜
先代 中華・ベリカ
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J-スペース:J-Space)は台湾中華汽車が開発し、2024年から製造・販売している商用トラック/バン及びMPVである。

概要

2024年、11月19日に菱利の後継機にあたるJ-spaceを発売した[1][2]。本モデルは和泰汽車英語版が台湾で2022年から販売しているタウンエースに対抗するため導入された[1]

メカニズム

駆動系

エンジンは従来のハルビン東安汽車発動機(略称:DAE)[注 1]製の4G15V型からハルビン東安汽車動力製のDAM15K型 1.5ℓ エンジンに変更された。それに伴い、トランスミッションも同社製のA8R30型 8ATが採用された[注 2]マニュアルトランスミッションはベリカから変わらず5MTが採用された。

安全性

全車速対応ACCLKA 車線維持システム衝突被害軽減ブレーキを含むレベル2の先進運転支援システムが初搭載された[3]

歴史

2024年8月
中華汽車が同月末の決算説明会にて、ベリカの次期型を第4四半期に販売を開始すると発表した[4]
2024年11月19日
販売開始[1][3][5]。車両価格は53万台湾ドルから。
外観デザインは大幅に変更された。ダイヤモンド柄のフロントグリルを備えている。全車デイライトオートライトセンサーを装備したLEDヘッドライトが標準装備となったほか、リアフォグランプも標準装備となった。
内装デザインも変更され、ステアリング・ホイールは2023年にモデルチェンジしたジンガーと同様のものが採用されたほか、10.25インチのデジタルメーターが標準装備となった。5人又は8人乗りのモデルには、風量調整機能が付いた後席エアコンが採用されている。
安全装備は、先代同様トラクションコントロールシステムアクティブスタビリティコントロール等が標準装備となっている。


脚注

注記

  1. ^ ハルビン東安汽車動力(DAAE)と三菱自動車の合弁会社。
  2. ^ YoutubeチャンネルDR. IF fACTORY 硬核車媒が投稿した動画タイトル、終於大改!中華 J Space 新引擎、8AT、底盤全解析!J Space 貨車、Veryca、對手比較!からエンジン、トランスミッションの型式を参照。

出典

関連項目

外部リンク




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