中央図書館の開館
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「東久留米市立図書館」の記事における「中央図書館の開館」の解説
1977年(昭和52年)3月、中央図書館建設用地の購入費が議会で承認され、同年5月、図書館協議会で建設設計計画についての検討を開始する。同年9月には、建設設計委託料900万円も議会で承認される。市政アンケートにおいては、市民の中央図書館の「利用したい」という回答が87.5%と、期待が高かった。1978年(昭和53年)3月、建設費が承認議決されると、同年6月には建設工事に着工するが、同年10月、後に「黒い霧事件」と呼ばれる汚職事件が発生し、当時の市長は引責辞任、図書館建設工事が遅れる事態に陥る。このときも、文庫連は要望書や陳情書を出し続け、中央図書館が予定通り完成するよう市に働きかけていた。こうして、中央図書館は1979年(昭和54年)5月に本体工事を終了し、同年8月4日に待望の開館をむかえる。開館4か月の貸出数は約8万9千冊、利用者数は約3万7千人にもなった。
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