中央グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 23:53 UTC 版)
エズナには、宗教、行政、居住のための多くの建築物があって、206平方キロメートルもの範囲に及ぶ。一番重要な建物は、中央グループないし大アクロポリスと呼ばれる場所にあり、五層の階段状の基壇を持つ宮殿を兼ねた主神殿がある。この神殿の基壇部分は、外部からの多くの人々を住まわせることができた。この基壇の頂点に建てられているのが神殿本体である。五層の主神殿は、基壇部分だけで高さ40mに達し、周囲を広い範囲で見渡すことができる。この建物の階段には、マヤ文字の刻まれた段がみられ、おそらくエズナの歴史に関係することが刻まれていて、652年に相当する日付が解読できる。さらにプラザには、神々や王たち、そして宗教的、政治的な活動に伴って重要な儀式が行われたことを示す精巧にレリーフが施された石碑が建てられている。中央グループの南側には球戯場も設けられた。
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