中国での用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 00:00 UTC 版)
太古の先秦時代、東夷は山東省にあった諸民族を指し、華夏族の起源の一つである。 秦以降、黄河文明の担い手であった漢民族は、自らを「華」「夏」「華夏」などと称し、周辺の諸民族を「東夷」「北狄」「西戎」「南蛮」と呼んでいた。 中国戦国時代の儒学者である孟子は『孟子』において、「舜は諸馮に生まれて負夏に移り、鳴條で亡くなった東夷の人である。文王は岐周に生まれ、畢郢に死した西夷の人だ」として、舜は「東夷」の人、周の文王は「西夷」の人であると述べている。
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