世界での取引規模
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 02:31 UTC 版)
国際決済銀行(BIS)は、2019年に1日当たりの外国為替の取引額の統計を公表している。国別では、1日当たりの為替取引が最も大きいのはイギリスであり、3兆5760億ドルと世界の43.1%を占めており、首都ロンドンが世界の為替取引をリードしていると言える。通貨別の外国為替世界シェアでは現在もアメリカドルが圧倒的な取引量を誇っている。上位10か国・10通貨は以下の通りである。 国別の1日当たり外国為替取引額(2019年)順位国取引額世界シェア1 イギリス 3兆5760億ドル 43.1% 2 アメリカ 1兆3700億ドル 16.5% 3 シンガポール 6330億ドル 7.6% 4 香港 6320億ドル 7.6% 5 日本 3760億ドル 4.5% 6 スイス 2760億ドル 3.3% 7 フランス 1670億ドル 2.0% 8 中国 1360億ドル 1.6% 9 ドイツ 1240億ドル 1.5% 10 オーストラリア 1190億ドル 1.5% 通貨別の外国為替世界シェア(2019年)順位通貨世界シェア1 アメリカドル 88.3% 2 ユーロ 32.3% 3 日本円 16.8% 4 イギリスポンド 12.8% 5 オーストラリアドル 6.8% 6 カナダドル 5.0% 7 スイスフラン 5.0% 8 人民元 4.3% 9 香港ドル 3.5% 10 ニュージーランドドル 2.1% 備考 世界三大通貨が全て1~3位に入っている。 137.4%
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