与党による審議拒否
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:31 UTC 版)
2013年5月7日、中国を訪問中であった参議院環境委員長の川口順子(自民党)が要人との会談が実現したとして要請した帰国延期は野党の反対で認められなかったが、川口は国会の許可なく滞在を1日延長し委員会が中止になった。これに反発した野党7党が川口の委員長解任決議案を提出したことを受け、与党の自民・公明両党は翌8日の参議院予算委員会を欠席し審議拒否した。この件について細野はツイッターに「与党が審議拒否するのを見たのは初めてです。」と投稿した。なお、与党による審議拒否は2011年3月1日の参議院予算委員会、2012年10月11日の決算行政監視委員会等、民主党が与党であった時期にも例がある。そのうち、2011年3月1日の事例では、野党および枝野幸男官房長官(当時)が審議を求めていたにも関わらず、与党だった民主党が一方的に事前協議を打ち切り、審議の場である予算委員会の開催そのものも拒否して、自ら提案した予算案の予算委員会での審議入りを遅らせており、政権交代のため編成がずれ込んだことから、年度内の成立が見込めず、50日間の暫定予算が執行されていた予算案について、委員会が開かれたにも関わらず、与党が審議拒否した2013年のケースとは異なる。
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