不正アクセス行為
読み方:ふせいあくせすこうい
アクセス制御機能を有する特定電子計算機(コンピュータ)に電気通信回線を通じて当該アクセス制御機能に係る他人の識別符号を入力して当該電子計算機を作動させ,当該アクセス制御機能により制限されている特定利用をしうる状態にさせることを行為(一般に「なりすまし」と呼ばれる行為。不正アクセス3条2項1号。),アクセス制御機能を有する特定電子計算機による特定利用の制限を免れることができる情報(識別符号であるものを除く。)または指令(コマンド)を入力して当該特定電子計算機を作動させ,その制限されている特定利用をしうる状態にさせる行為(同2号),ならびに,電気通信回線を介して接続された他の特定電子計算機が有するアクセス制御機能によりその特定利用を制限されている特定電子計算機に電気通信回線を通じてその制御を免れることができる情報または指令を入力して当該電子計算機を作動させ,その制限されている特定利用をしうる状態にさせる行為(同3号)をいう。いずれの場合も,当該アクセス制御機能を付加したアクセス管理者が自らするもの,および1号の場合においては,当該アクセス管理者または当該識別符号に係る利用権者の承諾を得てするものは,不正アクセス行為にはあたらない(1,2各号括弧書)。
アクセス制御機能を有する特定電子計算機(コンピュータ)に電気通信回線を通じて当該アクセス制御機能に係る他人の識別符号を入力して当該電子計算機を作動させ,当該アクセス制御機能により制限されている特定利用をしうる状態にさせることを行為(一般に「なりすまし」と呼ばれる行為。不正アクセス3条2項1号。),アクセス制御機能を有する特定電子計算機による特定利用の制限を免れることができる情報(識別符号であるものを除く。)または指令(コマンド)を入力して当該特定電子計算機を作動させ,その制限されている特定利用をしうる状態にさせる行為(同2号),ならびに,電気通信回線を介して接続された他の特定電子計算機が有するアクセス制御機能によりその特定利用を制限されている特定電子計算機に電気通信回線を通じてその制御を免れることができる情報または指令を入力して当該電子計算機を作動させ,その制限されている特定利用をしうる状態にさせる行為(同3号)をいう。いずれの場合も,当該アクセス制御機能を付加したアクセス管理者が自らするもの,および1号の場合においては,当該アクセス管理者または当該識別符号に係る利用権者の承諾を得てするものは,不正アクセス行為にはあたらない(1,2各号括弧書)。
(注:この情報は2007年11月現在のものです)
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