下鶴間ふるさと館(大和市指定重要有形文化財 旧小倉家住宅)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 22:12 UTC 版)
「下鶴間宿」の記事における「下鶴間ふるさと館(大和市指定重要有形文化財 旧小倉家住宅)」の解説
1995年(平成7年)4月に大和市の重要有形文化財に指定された旧小倉家住宅の主屋と土蔵(どちらも復元されたもの)を利用した文化施設である。元の主屋は1856年(安政3年)の建築。1995年(平成7年)に解体保存に伴う調査を実施した際に、「安政三」という年紀などの落書きが床板裏面から発見され、主屋の建築時期の特定につながった。旧小倉家は下鶴間宿と推定される一帯の真ん中辺りに位置するが、同じ宿の東端に位置する高下家の土蔵との共通点が多く見られ、農村部土蔵の特徴である置き屋根工法で作られた旧小倉家の土蔵は当地域の典型的な土蔵と考えられる。1871年(明治4年)発行の横浜居留外国人向け英字新聞「ザ・ファーイースト」に掲載された下鶴間宿の写真には旧小倉家の土蔵が写っている。所在地は下鶴間2359番地5。開館時間は9:00から17:00。毎週月曜日と年末年始に休館。
※この「下鶴間ふるさと館(大和市指定重要有形文化財 旧小倉家住宅)」の解説は、「下鶴間宿」の解説の一部です。
「下鶴間ふるさと館(大和市指定重要有形文化財 旧小倉家住宅)」を含む「下鶴間宿」の記事については、「下鶴間宿」の概要を参照ください。
- 下鶴間ふるさと館のページへのリンク