下院外交委員会採決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 05:40 UTC 版)
「アメリカ合衆国下院121号決議」の記事における「下院外交委員会採決」の解説
2007年6月26日の下院外交委員会の採決では「賛成39、反対2」で決議案は可決された。反対したのはロン・ポール下院議員(共和党、テキサス州選出)とトム・タンクレド(英語版)下院議員(共和党、コロラド州選出)であった。タンクレド議員は「日本政府は旧日本軍のために何度、謝ればいいのか」と述べた。 なお、決議案は原案から修正され「日本国首相の公式の声明としての謝罪」を「首相が公式な声明として謝罪すれば、これまでの声明の誠意に関して繰り返される疑問を晴らすのに役立つだろう」に修正し、日米同盟の重要性を指摘する文章も追加された。 またナンシー・ペロシ下院議長が「本会議でも採択し、強いメッセージを発したい」とする声明を出し、下院本会議で数人による満場一致で採択された(下院議員総数435人のうち共同提案者は168名に達したがその大半は出席していない)。これに加えて中国におけるウイグル人の人権問題、ベラルーシの人権問題に関する決議もなされた。
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