上野篤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/28 20:26 UTC 版)
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上野 篤
うえの あつし
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『鹿児島市水道誌』鹿児島市、1928年
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| 生年月日 | 1882年4月8日 |
| 出生地 |  日本 鹿児島県 |
| 没年月日 | 1926年9月23日（44歳没） |
| 死没地 | 日本 広島県安芸郡中野村 |
| 出身校 | 東京高等師範学校 |
| 前職 | 鹿児島市助役 |
| 所属政党 | 無所属 |
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| 在任期間 | 1925年5月 - 1926年9月23日 |
上野 篤（うえの あつし、1882年〈明治15年〉4月8日[1] - 1926年〈大正15年〉9月23日[1]）は、日本の政治家。第7代鹿児島市長[1]。
経歴
東京高等師範学校卒業[1]。卒業後は鳥取県師範学校で教鞭を執った[1]。その後、大阪市役所に入り主事となり[1]、財団法人協調会参事を務めた。1923年（大正12年）、当時の鹿児島市長伊集院俊に迎えられ、助役に就任する[1]。
1925年（大正14年）2月4日、伊集院が死去。上野は市長代理を経て、同年5月28日付で正式に市長に就任する[1]。市長就任後は市章の制定、青少年教育の充実、学校施設の整備、市公会堂の建設など数々の業績を挙げた[1][2][3]。
1926年9月、妻子を連れて公務のため上京。その帰途の9月23日、山陽本線特急列車脱線事故に遭遇する[1]。上野は息子（当時4歳）とともに死亡、妻は重傷を負った[1][3]。
親族
- 上原謙 - 俳優、妻の従弟。上野が上京した目的は公務と妻の実家に跡取りがいなかったため、分家から池端清亮（上原謙の本名）を本家の養子にする話をつけるためで、養子の話はまとまったが、この列車事故で養子の話は白紙となった。この一件は2015年にNHKの番組『ファミリーヒストリー』で清亮の息子の加山雄三が登場した際にも取り上げられた[4][5]。
脚注
参考文献
- 『日本の歴代市長』 第3巻、歴代知事編纂会、1983年。
- 『鹿児島市史』 第2巻、鹿児島市、1970年。
- 勝目清 著『勝目清回顧録 : 鹿児島市秘話』南日本新聞社、1964年。
| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代 伊集院俊 |
 鹿児島市長7代：1925 - 1926 |
次代 白男川譲介 |
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