一時集合場所の諸問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/13 07:06 UTC 版)
「一時集合場所」の記事における「一時集合場所の諸問題」の解説
一時集合場所にはいくつかの問題がある。 既存の公園を一時避難場所に指定する為、避難に適した場所か判断されていない場合がある。災害の内容に応じて指定場所を変えるようにしているが、災害の発生予測が困難という側面もある。また公園の設置計画は必ずしも地域防災計画に則ったものではないことが多い。また東京の場合、関東大震災の復興時に計画された避難のために造られた復興小学校や復興公園を閉鎖したり、都市部に空き地があるとして、後に図書館やスポーツ施設が作られ、当初の目的(地震からの避難)とは異なってしまった場合もある。 周辺に建物が建っていることが多く、大火の際などには周辺に火が回り避難が難しくなる可能性がある。 公園は各地区に均等に立てられているわけではなく、また周辺の道路事情などにより、災害時にたどり着くのが困難な場合がある。 等の問題である。しかし、こうした施設が有用であることに変わりは無い為、災害前に確認しておくことが肝要である。
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