ローマ城塞とローマ博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 06:34 UTC 版)
「オスターブルケン」の記事における「ローマ城塞とローマ博物館」の解説
オスターブルケン近郊に、2005年にユネスコの世界遺産に「ローマ帝国の国境線」として登録されたオーバーゲルマニッシュ=レティシャー・リーメスの一部である、ローマ時代のオスターブルケン城塞およびその周辺遺跡がある。付城、空堀、神殿を持つこの歩兵隊の城塞は、南西ドイツにおける最も充実したローマ帝国植民地の遺跡の一つである。 城塞の浴場跡は、発掘後博物館に収められた。博物館では、オスターブルケンで発掘された貴重な古代の出土品の複製も見ることができる。この中にはミトラ神を彫ったレリーフもある。オリジナルな出土品は、現在カールスルーエのバーデン州立博物館に収められている。 オスターブルケン・ローマ博物館は、2006年にリーメス・インフォメーションセンターとして改築拡張され、リニューアル・オープンした。この博物館は、バーデン=ヴュルテンベルク州立古代史博物館の外郭施設となっている。
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