ローマのマイルストーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 06:15 UTC 版)
「アグリッパ街道」の記事における「ローマのマイルストーン」の解説
街道に沿って置かれた刻印済みのマイルストーンには、ヴィエンヌ、ヴァランス、またはアヴィニョンの開始点(capita viae)からの距離、およびそれらを建てたり維持したりした行政長官や皇帝について記されている 。 街道沿いに残されていたところを回収された22柱のマイルストーンに加え、3世紀または4世紀のものになる1柱については、その碑文がまだ判読可能な状態で、ヴァランス大聖堂の聖歌隊用の屋根付き廊下に流用されていた。 IMP(ERATOR) CAESAR L(UCIUS) DOMIT[IUS] AURELIANU[S] P(IUS) [F(ELIX)] INV[I]CT[US] [AU]G(USTUS) P(ONTIFEX) MA(XIMUS) GER[MANIC(US) MAX(IMUS)] [GO]THIC(US) MA[X(IMUS) CARPIC(US) MAX(IMUS)] ? [PAR]THIC(US) MA[X(IMUS) TRIB(UNICIA) POT(ESTATE) VI CO(N)S(UL)] ? [III] P(ATER) P(ATRIA) PROCO(N)[S(UL) PACATOR ET RES] [TITUT]OR ORB(IS) [REFECIT ET] [R]ESTITUIT […] MILIA [PASSUUM] I[I] II ? 翻訳 「信心深く、幸運に恵まれ、威厳ある、最高神祇官たる、ゴートおよびカルピ、パルティアそしてゲルマンの偉大なる征服者、無敗の皇帝ルキウス・ドミティウス・アウレリアヌスは、?回目の護民官、?回目の執政官、国父、代理執政官、国際平和の奪還者の権限により、これを修復する。3(または4)マイル」
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