ローデシア陸軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 04:56 UTC 版)
ローデシア陸軍は4個旅団と1個特殊部隊旅団を編制していた。ローデシア紛争中に活動した有名なローデシア軍部隊としては、以下の部隊が挙げられる。 ローデシアSAS(Rhodesian Special Air Service) 全員が白人で構成された、ローデシア軍の代表的な特殊部隊。 セルース・スカウツ(Selous Scouts) 白人、黒人で構成されたローデシア軍の特殊部隊。 ローデシア軽歩兵連隊(Rhodesian Light Infantry) 白人のみの部隊。外国人兵士が多く所属したため、ローデシア外人部隊とも呼ばれていた。設立当初は通常の歩兵連隊であったが、しだいに特殊部隊化していった。 ローデシア・アフリカ人小銃連隊(Rhodesian African Rifles) 黒人の兵士・下士官と白人将校により編成された部隊で、8個独立中隊を指揮下に収める。ローデシア・アフリカン・ライフルズはローデシアのもっとも古い連隊の1つである。 ローデシア装甲車連隊(Rhodesian Armoured Car Regiment) ローデシア軍唯一の機甲部隊であり、4個中隊で構成される。自前の戦車は保有せず、フェレット偵察車、エランド装甲車を装備していた。ローデシア紛争末期には、アフリカ人抵抗組織より鹵獲したT-55戦車を使用していた。 グレイズ・スカウツ(Grey's Scouts) 騎兵連隊で、実際に馬に乗って作戦行動を行っていた。 ローデシア連隊(Rhodesia Regiment) ローデシア軍の歩兵連隊。8個大隊で構成される。設立当初は一般的な歩兵部隊だったが、ローデシア紛争後期には空挺装備が与えられエアボーンも行った。また、オートバイ部隊も保有していた。
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