レ12000形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 13:45 UTC 版)
「国鉄レ12000形貨車」の記事における「レ12000形」の解説
1954年(昭和29年)からは、走行装置を二段リンク式に変更し、最高速度を75km/hに向上したレ12000形が登場した。車体は、レ10000形と全く同一である。 本形式は、1954年(昭和29年) - 1956年(昭和31年)に750両(レ12000 - レ12749)、1959年(昭和34年) - 1960年(昭和35年)に550両(レ13291 - レ13840)の1,300両が新製された。製造所は、日本車輌製造本支店、川崎車輛、日立製作所、近畿車輛、新潟鐵工所、新三菱重工業、飯野重工業である。 また、レ10000形として製造された車両も、1958年(昭和33年)、1959年(昭和34年)の両年に改造を受けて2段リンク化され、本形式に編入されている。レ10000 - レ10542を番号順にレ12750 - レ13290としているが、543両のレ10000形のうち、レ10340、レ10485の2両については、1954年9月26日の洞爺丸事故で海没しており改造されていない。この2両については車番は詰めて本形式への改番が行われている。本形式は、新製車、改造車合わせて1,841両を数え、これは国鉄冷蔵車の単一形式として最も多い車両数である。
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