レ・バンダール・ログ_(音楽)とは? わかりやすく解説

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レ・バンダール・ログ (音楽)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 06:10 UTC 版)

作曲者のシャルル・ケクラン

レ・バンダール=ログLes Bandar-log)作品176は、シャルル・ケクランキップリングの『ジャングル・ブック』を題材に作曲した一連の管弦楽曲の一つ。

1939年から1940年にかけて作曲され、1946年ブリュッセルで初演された。

副題に「猿のスケルツォ」(Scherzo des singes)とあり、『ジャングル・ブック』に登場する猿の群れ「バンダール=ログ」(Bandar-log)をテーマにしている。

約16分の曲の全体は全休止でいくつかの小部分に区切られ、各部分が各々の主題や動機を発展させている。

編成

  • 木管楽器

ピッコロ2 (第2奏者は第3フルートに持ち替え)、フルート2、オーボエ2、イングリッシュホルン小クラリネットクラリネット2 (A管)、バスクラリネットソプラノ・サクソフォーンテナー・サクソフォーンファゴット3、コントラファゴット

  • 金管楽器

ホルン4、トランペット4、フリューゲルホルントロンボーン3、バストロンボーンチューバ

  • 打楽器

ティンパニ、そのほかの打楽器 (演奏者は最低9名。スネアドラム2、テナードラムバスドラムタンバリン、合わせシンバルトライアングルハンマー、吊るしシンバル、ゴングタムタムグロッケンシュピールシロフォン)

  • その他

チェレスタピアノハープ2

  • 弦楽器

弦5部

関連作品

  • 3つの詩(Trois Poèmes)作品18
    • 『アザラシの子守歌』、『ジャングルの夜の歌』、『カーラー・ナーグの歌』の3曲からなる歌曲集。
  • 春に駆ける(La course de printemps)作品95
  • プールン・バガードの瞑想(La méditation de Purun Baghat)作品159
  • ジャングルの掟(La loi de la jungle)作品175
  • レ・バンダール・ログ(Les Bandar-log)作品176

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